ブログ名、捨てました

興味ある事が多すぎて書きたいことが定まらないので、ブログ名は捨てました

バイクのエンジンが焼き付いた!シリンダーをICBM化!

ヤマハの名車、RZ250を所有していますが、2021年冬に焼き付いてしまいました。

しかし、RZの中古相場が上がり続けています。

あまりにも手放すのは惜しい。

そこで国内でも屈指の内燃機加工屋、井上ボーリングさんに修理を依頼する事にしました。

この井上ボーリングさんは、焼き付きにくくする独自の技術を持っています。

f:id:hoso-11-bishamonten:20210903214346j:image

 

www.masu-hoi.com

 

まず、公式HPからBBSに飛びます。

このBBSに加工してもらいたい内容を記入すると返事を頂けます。

そこで、できるかできないかの判断と、加工工賃を教えてもらえます。

電話での対応はしていないので、BBSから質問するしかありません。

 

納得のいく返事だった場合、同じくHPからオーダーシートをダウンロードします。

f:id:hoso-11-bishamonten:20210903214357j:image

これを部品と同封しないと、作業をしてもらえません。

あとは、郵送&持込します。

 

到着した時点で、TELまたはメールで連絡を頂けます。

翌日にTELにて連絡がありました。

 

担当の方からいくつか言われました。

・納期は1ヶ月半〜2ヶ月です。

・ピストンに合わせてクリアランスを出すので、お客さんが用意するか、当店にも在庫ありますが、どうしますか?

・ピストンのWPC+MOS2処理はするか?

(WPCは金属製品の表面に微粒子を圧縮性の気体に混合して高速衝突させることで表面が改質する技術)

 

とりあえず全て込みで見積もりを出してもらいました。

⬇⬇⬇

 

商品名:部品代:TKRJφ64KIT(ピストン)

数量:2件

単価:8,280

金額:,560

----------------------------------------------------------------------

商品コード:ICBM(メッキスリーブ)

商品名:ICBM(スキマバメ) ¥200,000

数量:1

単価:,000

金額:,000

----------------------------------------------------------------------

商品コード:CL

商品名:  STD CLRS0.06mm

金額:

----------------------------------------------------------------------

EX柱付き

----------------------------------------------------------------------

商品コード:WPPP

商品名:WPC&MOS2 PISTON PIN

数量:2

単価:,940

金額:9,880

----------------------------------------------------------------------

商品コード:WPPP

商品名:WPC&MOS2 PISTON PIN

数量:2

単価:975

金額:,950

----------------------------------------------------------------------

商品コード:WPR

商品名:WPC&MOS2 ring

数量:4

単価:50

金額:,600

----------------------------------------------------------------------

商品コード:4

商品名:発送料

数量:1

単価:,000

金額:,000

----------------------------------------------------------------------

< 税抜合計金額 > ,990

< 消費税 > ,199

< 合計 > ­,189

 

ドヒャー!

新車で原付き買えるぞ。

 

別にレースとか出る訳ではないので、そこまで耐久性はいらないでしょう。

WPCはやめて、ICBMとピストンだけお願いしました。

10年貯めたヘソクリが…

 

しかし今さらあとには引けません。

ひたすら待つのみ。

それまでヤフオクでバイク用品を売り、少しでも費用を稼ぎましたよ。

旧車部品は仕入れるのも大変ですが、思った以上に高値で売れるのです。

 

1週間くらいして連絡がきました。

「スタッドボルトのネジ穴がダメですね」

「ヘリサート入れた方が良さそうですが、追加工しますか?」

ダメなのはマフラーを取り付ける部分です。

追加工はありがたいですが、問題は費用です。

「1ヶ所7000円で、3か所なので21000円です」

ドヒャー!!

ちょいと高すぎでは??

丁重にお断り致しました。

 

ちなみにヘリサートとは?

ヘリサートは、ネジ穴の山が潰れてしまった場合に施す加工です。

特に機械は必要なく、ヘリサート(コイルみたいな物)、ヘリサート用のタップ、ヘリサート挿入用の工具があれば誰でもできます。

バイクに限らず、バカになったネジ穴補修に使用できます。

f:id:hoso-11-bishamonten:20210904192944j:plain

補修穴に一回り大きい穴を空け、一回り大きいタップでネジ切ります。

その後、ヘリサートを入れて行きます。

コツは、穴に対して、垂直に入れる事です。

ハンドルをゆっくりと時計回しすれば、ネジ山に沿って入ります。

ある程度入ったら、逆回しして、タングと言われる部分を折ります。

 

機械加工をやっていた頃、マシニングセンタでアルミの鋳物から削り出し、全てのタップ穴に手動でヘリサートを入れる製品がありました(30ヶ所くらい)

その為か、1か所で7000円は高すぎると思ってしまいました。

もしかしたら井上ボーリングさんは特殊なヘリサートの機械があるのかもしれないですが。

 

 

 

まちに待った納品

予定よりも4日早く連絡がきました。

「作業が終了したので、振込お願いします」

わたしは振り込みました。

 

そして振込から2日後に届きました。

f:id:hoso-11-bishamonten:20210904202441j:plain

再メッキの補償カード、ICBMのキーホルダーとステッカーが同封されていました。

シリアルナンバーが543。

と言う事は、ICBMを載せたエンジンが、世の中に500機以上走っているのですね。

 

f:id:hoso-11-bishamonten:20210904202448j:plain

加工後の画像も同封されていました。

しかし問題が発生です。

 

 

 

重整備してくれるバイク屋さんがない

物さえ揃えば、あとは組むだけです。

今回の修理は腰上だけなので、自分でやってやれない事はないです。

しかし、高価な物なので素人が組んでミスしたら大変です。

そのためプロにお任せする事にしました。

昔からお世話になっているショップや、初めて行くショップに、修理できないか聞きました。

ところが、全てNGです。

今や空前の旧車ブーム、どこのバイク屋さんも修理を引き受けたは良いが、部品が入らず、保留中のバイクが溜まっているようです。

このため「今は重整備はできません」と断られるのです。

 

昔からお世話になっているショップで、

「もう少し待ってくれればやりますよ」

と言ってもらえたので待ちました。

 

 

半年ぶりに復活

焼き付いてから半年、リニューアルして帰ってきました。

f:id:hoso-11-bishamonten:20210905075846j:image

現在50Kmほど走行しました。

今のところ特別な違いは分かりません。

しかし、エンジンのかかりは抜群に良いです。

普通のシリンダーとの違いは、数年後に出てくると思います。

長い付き合いになると良いですが…

 

以上でICBMの発注から納品まででした。

 

 

旧車ブームで60年代〜80年代のバイクは高騰しています。

最近では90年代も上がりだしています。

現在でもそれを修理し維持できるのは、井上ボーリングさんのような、素晴らしい技術を持った企業があるからですね。

 

バイクのエンジンが焼き付いた。

わたしは16歳のとき原付の免許を取得して、今もなおバイクに乗り続けています。

気づけばライダー歴24年。

そんなわたしが20年乗り続けているバイクが、ヤマハのRZ250です。

元々、このバイクに憧れ、免許を取得したと言っても過言ではありません。

しかし、1981年の古いバイクの為、故障が絶えません。

エンジンはすでに4回ほどO/H。

最近だと、2019年に焼き付いてO/Hしたばかりでした。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201111210353j:plain



ところが、2021年次男が誕生した翌日、病院に向かう途中で破裂音。

エンジンが急停止。見事に焼き付きました。

それでも、エンジンは掛かったので、かろうじて走行して帰ることはできました。

無事に次男が誕生した身代わりに愛車が逝ったと思いました。

もはや売ってしまうか、直すか、とても迷いましたが、ヘソクリをフル活用して直すことにしました。

2019年はエンジン、フルオーバーホールしてもらいましたが、今回は焼き付いた腰上(シリンダー)だけです。

 

 

 

 

ここからは専門的なお話になるので、興味のある方だけご覧下さい。

続きを読む

KAWASAKI GPZ1000RX ニンジャその2

KAWASAKIのニンジャを入手しました。

www.masu-hoi.com

34年前のバイクのわりに外見はそこそこです。

しかし、色々なところから、色々な物が漏れたり、不具合がでたりしています。

なるべくお金を掛けないようにコツコツ直していきます。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201117214852j:image

 

 

ブレーキランプが点灯しない

ある日、ふと気がついた。

ブレーキレバー握っても、ブレーキランプが点灯していない。

電球を交換してみたが、ダメでした。

とりあえずバイク屋さんに相談します。

 

症状を伝えると「スイッチがダメになりやすい」と言われました。 

スイッチはブレーキレバーの下にあります。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201117215405j:image

親指ほどの部品ですが、拡大したのがこちら↓

f:id:hoso-11-bishamonten:20201117215415j:image

そう言えば、別のバイクでも同じ症状で交換したが事ありました。

このスイッチは数百円で、ドライバー1本あれば交換出来るので、自分で交換出来れば安上がりです。

 

 

 

エンジンから何かが漏れている

最初はエンジンのサイドにカウルが付いていたので気付きませんでした。

クラッチレリーズの修理の際、カウルを外して、直した後もそのまま装着せずにいたのですが、、、

エンジンを掛けると、液体が染み出てきます。 

f:id:hoso-11-bishamonten:20201118222255j:plain

そして、しばらくすると乾いています。

エンジンオイルならば乾かずに残るはず。

どうやらシリンダーからラジエター液が漏れているです。

さすがにこれはプロにおまかせする事にしました。 

 

結局、シリンダーヘッドカバーからの漏れと言う事で、エンジンは降ろさず、ガスケットのみの交換で済みました。 

修理代、1万3千円程度。

 

しかしこれだけではありません。

このNinja、うすうす感じていましたが ガソリン臭い。

色々な漏れを直せば直すほど、気になる。

明らかにガソリンが漏れている。そして酷くなってきた。

現実から目をそらしていたが、 家族から「臭い」とクレームが入った。

キャブレターとガソリンコックから漏れているのは分かっています。

バイク屋さんに見積もりしてもらったところ、工賃だけで、3万円。

そこから、プラス部品代と恐ろしい金額。

別に急いでいる訳でもないので、自分でやる事にしました。

 

ガソリンコックをO/H 

まず、最初にガソリンコックから修理する事にしました。

このバイクのガソリンは負圧式で流れています。

負圧式はエンジンの吸気する負圧で薄いゴムのダイヤフラムが引っ張られ
内蔵された小さいスプリングが圧縮されバルブが開きガソリンが流れるので
エンジンが休止の場合はキャブにガソリンは流れない仕組みです。

エンジンが停止中にガソリンが漏れると言う事は、ゴム製品のダイヤフラムがダメなのかもしれないと、思ったのです。

 

さっそく、シートとタンクを外します。

ほとんどのバイクのガソリンタンクがボルト1〜2本で固定しているだけです。

ガソリンセンサーの配線も外します。

こうして、まず最初に出てくるのがエアーダクト。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201111211543j:plain

ダクトはボルト4本で固定しているだけなのですぐ外れます。

 

外したタンクです。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201111211603j:plain

当然ですが、コックを外す前にガソリンは抜いてあります。 

 

Oリングを変えたい所ですが綺麗にして再利用します。 

f:id:hoso-11-bishamonten:20201111211654j:plain

本当のレバー部分を外しました。

レバーのOリングが千切れていました。 

f:id:hoso-11-bishamonten:20201111211710j:plain

これはダメです。ガソリンコックからの漏れはこれで間違えないないでしょう。

カワサキの凄いところは、ガソリンコックのOリング1個からでも注文出来てしまいます。これだけ代理店に注文して、新品に交換しました。

 

反対側を開けます。

薄いダイヤフラムは特に破れもなく使えそうです。 

f:id:hoso-11-bishamonten:20201111211734j:plain

このまま組み直してタンクにガソリンを入れてみました。 

コックからはガソリンは漏れてきませんでした。  

 

しかし、まだキャブレターからガソリンが漏れています。

完全にキャブレターがオーバーフローしていますね。

特に中2つが酷い。 

f:id:hoso-11-bishamonten:20201117213319j:image

わたしは、キャブレターは2気筒までしかバラした事がありません。

しかし、自分でやれば工賃3万円が浮きます。これはやるしかありません。

 

エアーダクトを外すとキャブレターが見えました。 

f:id:hoso-11-bishamonten:20201117213220j:image

スロットルワイヤーを外し、チョークワイヤーを外し、邪魔なホースを外します。

車種によってキャブレターの外し方は違うと思いますが、GPZ1000RXに関しては、エアクリ側を持ち上げる感じ外れます。

エアクリのボルトを外しておくと、より簡単に外れます。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201117213111j:image

 

こちらがキャブレターです。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201117213351j:image

4気筒なので、キャブレターも4つ。

先ほども言いましたが、4気筒のキャブレターを外したの初体験です。

外す事はできても、元に戻せるか?不安がよぎります。

症状がオーバーフローと言うだけにフロート室を見てみます。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201117213129j:image

サビやヘドロなどはなく、綺麗です。

 

キャブレターの構造で、良く例に出されるのが水洗トイレです。

用を足し、水を流した後、タンクにある程度水が貯まると水が止まります。

キャブレターも、ある程度キャブレター内にガソリンが貯まると、ガソリンの配給が止まるようになっています。

フロートがガソリンの浮力で浮くとフロートバルブが閉まるのです。

このフロートバルブに少しでも汚れが付いていると、オーバーフローの原因になると言う事なので1つずつチェックしながら、掃除。

 

これで一旦、車体に取り付けました。

とにかく、外すより取り付けが大変で、キャブレターがエアクリ4ヶ所にきれいにハマらない、スロットルワイヤーのタイコがキャブレターに引っ掛からない。さらに部品付け忘れ、また外す。悪戦苦闘しながら3時間ほど経過していました。

その結果、、

 

最初より酷く漏れてる

 

2つのうち1つは止まりましたが、もう1つからジャジャ漏れ。

ガレージに匂いが充満、臭い!

3時間かけて取り付けましたが、またすぐに取り外しました。

 

この後、フロートバルブを新品に交換したり、キャブレター内のガソリンの通り道をクリーナーで洗浄したり、キャブレターの装脱着を3〜4回繰り返しました。

何回も繰り返した結果、取り付けに3時間掛かっていたのが、1時間程度で終わるようになりました。

 

f:id:hoso-11-bishamonten:20201117213450j:image

↑フロートバルブと、フロートパッキン。キャブレター4つなので4つずつ必要です。

フロートバルブは、とても小さく、鉛筆の先の様な部品ですが、重要な役割なのですね。

 

 

最後に 

昔はバイクのエンジンが不調の時はまずキャブレターを疑いました。

現在、2輪も4輪もインジェクションが主流です。

アナログなキャブレターは過去の物となりつつあります。

今回4気筒のキャブレターをやってみて思ったのが、車体に取り付ける前に、直接ガソリンを流し込み、様子を見た方が効率が良いですね。

途中で気付き、スポイトの様な物で流し込みました。 

f:id:hoso-11-bishamonten:20201117213033j:plain

キャブレターの外観も汚れを落とし綺麗にしました。 

見事、ガソリンの漏れも止まり満足です。

 

GPZ1000RXは1986年のバイクです。

34年も前のバイクとなると、どうしてもゴムや樹脂の部分が劣化していきます。

ビックリしましたが、カワサキ車は意外と部品が出ます。

純正部品の購入は全メーカー対応しているウェビックがオススメです。

www.webike.net

これにてGPZ1000RXは

完。

 

f:id:hoso-11-bishamonten:20201122125646j:plain

 

KAWASAKI GPZ1000RX これでもニンジャですよ。

ごきげんよう、まっさんです。

 

先日のバイクのお話で、omhdさんに

愛がないとできませんね。そして愛に応えるHONDA」

と素晴らしい名言を頂戴致しました。

 

日本の主要2輪4大メーカーが、世界の2輪売上の4割を占めるそうです。

その中でも、やはりバイクと言えば「HONDA」が圧倒的な存在です。

 

しかしわたしはHONDAではなく、アッサリと別メーカーのバイクを入手してしまいました。

男のKAWASAKIです。

 

 

Ninja

カワサキのバイクでニンジャをご存知ですか?

現在のニンジャは大排気量から小型まで、カウルを装着しているバイクは「ニンジャ」

もうニンジャが多すぎて訳わかりません。

 

そもそも国内で初めて「Ninja」と名付けられたのは?

その車両がこちら↓ 

f:id:hoso-11-bishamonten:20201111213859j:image

1984年に発売された「GPZ900R Ninja」です。

そもそも当初は「Ninja」の名前を付ける予定はなく、北米カワサキの提案だった。

忍者のイメージとは程遠いため、カワサキジャパンは猛反対。

しかし、最後まで北米カワサキが折れなかったため、北米仕様のみ「Ninja900」として発売したようです。

結局、これがキッカケで「カワサキ=ニンジャ」が定着していくので、カワサキの判断は正しかったのでしょう。

この2年後の1986年に後継機として登場したのが、「GPZ1000RX」です。
f:id:hoso-11-bishamonten:20201114225918j:image
こちらも北米仕様には「Ninja」のロゴ、「Ninja1000R」で販売されました。

エンジンのベースこそ900Rですが、フルカウルになり見た目が大幅に変わりました。

ところが、この1000RXは大ハズレ。

2年後の1988年に生産終了、短命におわります。

それとは裏腹に初代のGPZ900Rは20年に渡り生産され続けました。

現在も人気で、中古車の相場が上がっています。

 

 

そんなわたしは今回、大ハズレした不人気車両の方を手に入れました。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201111211103j:plain

不人気なだけに現在のところ相場も低い。

外見は年式のわりに綺麗です。

ただ、そこら中からオイルが漏れている。

少しずつ現状把握と修理をしていきます。

 

 

オイルクーラーからオイル漏れ

わたしの手元に来た時から、オイルが床に垂れている。

量は多くないですが、漏れている原因を探ります。

 

カウルを外して見ていくとオイルクーラーの辺りが怪しい。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201111210836j:plain

さらに目を凝らすと、バンジョーボルトがささっている所に白い糸みたいなのが見えます。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201111210955j:plain

これは糸ではなく、クラックです。ボルトを強く締めすぎたのか、オイルクーラーがひび割れしたのでしょう。

オイルの通り道なので、ここから漏れていたのです。

中古のオイルクーラーを見つけ、バイク屋さんで交換してもらいました。

 

 

 

クラッチレリーズからオイル漏れ

オイルクーラーからの漏れは止まったが、今度は別の漏れが目立ち始めます。

しかも塗装が剥がれてます。

塗装が剥がれると言えば、「ブレーキフルード」

使われているのは油圧ブレーキか油圧クラッチ、ブレーキは右側、クラッチは左側です。

オイル漏れしているのは左側です。

クラッチが怪しい。

クラッチレリーズを触ると案の定、下の方がヌルヌルします。

やはりレリーズからフルードが漏れています。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201111211219j:image

CBX750ホライゾンの時は掃除だけで良くなりましたが、こちらはどうでしょうか?

さっそく外して見ます。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201111211310j:image

ピストンは綺麗ですが、スペーサーが割れています。

おそらく原因はこれでしょう。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201111211330j:image

ネットで部品番号調べて問い合わせしたら、令和の現在も部品出ていました。 

f:id:hoso-11-bishamonten:20201111211437j:image
新品に交換し、ブレーキフルードもついでに交換しました。

最後にエアー抜きして完了です。

漏れも止まりました。

 

 

 

2気筒お休みする 

オイル漏れの修理も無事が終わり、エンジンを掛けてみるが、アイドリングが安定しない。

時には、タコメーターの針が0まで下がり、明らかに2気筒動いていない。

キャブかな?と思い、バイク屋さんに相談しました。

バイク屋さんの方から「ちょっと見てみる」と、言う事で預ける事にしました。

 

診断の結果、「多分、イグナイターが壊れてる」でした。

イグナイターは点火装置全般を示す名称で、故障により火が飛んでいなかったのです。

中古品を購入し、交換して貰いました。

これがイグナイター↓

f:id:hoso-11-bishamonten:20201114070139j:plain

GPZ900Rと同じ物らしいですが、設定が若干違うようです。

取り付け場所が、GPZ900Rはタンク下?に対して、

1000Rは右側のリアカウルを外すとあります。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201114070224j:plain

さすが、プロ。

イグナイター交換したら症状が止まりました。

 

 

最後に 

不人気車ですが、発売当時エンジンは最速でした。

排気量1000ccで125馬力あれば充分速いです。

ただし、昭和のバイクは重い。

乾燥重量で250kgです。倒したら起こせるか分かりません。

しかし人気がないため、値段はお手軽。

大型バイクに取り敢えず乗ってみたい方にオススメでしょう。

これまで、何十台とバイクを乗り継いでいますが、カワサキ車を所有するのは初めてです。乗った事はありますけどね。

 

今回もネットの個人売買でしたが、思ったより外見が綺麗でした。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201111210546j:plain

しかし、当然ですが 整備必至。

完璧を求める人はお店で買いましょう。

わたしは暇なのです。

 

そして、このあともさらに異常が見つかります。

 

続く

CBX750(RC18)ホライゾンを復活させる。  

2020年、コロナウイルスにより非常事態宣言が発令されました。

その真っ只中に、わたしはヤフオクでCBX750を購入しました。

www.masu-hoi.com

ボロボロですが、エンジンが生きていたのが救いでした。

その後もコツコツと部品交換や整備を続けていき、乗れるバイクにしていきます。

コロナ禍で家にいる事が多かったので、丁度良い暇潰しになりました。

ある意味、大人のおもちゃです。

 

 

 

車体を磨く 

前回、取り敢えずタンクを塗りましたが、エンジンやホイールなどが汚い。

特にエンジンのアルミ部分の腐食が目立ちます。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201109211532j:image

腐食と言うより、クリアかコーテイングが剥がれたあと?

f:id:hoso-11-bishamonten:20201109211516j:image
ワイヤーブラシーやペーパーで磨きます。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201109211602j:image

ネットでも良く見かけるのが、100均で売っている食器用のクレンザーを使うとメッキ部分の錆がよく取れます。 

f:id:hoso-11-bishamonten:20201109211705j:plain

写真だと綺麗に見えますね(^^)

実物はまだまだ汚いですけどね。 

 

 

メーター修理

長年の放置で、プラスチックが劣化か?

スピードメーター、タコメーターの針が折れた為、針のみを海外から注文しました。

f:id:hoso-11-bishamonten:20200628215842j:plain

注文から自宅に届くまで1か月、忘れた頃に届きました。

メーターを車体から外して、針と共に修理屋へ持ち込みました。

スピードメーター、タコメーター、ついでにガソリンメーターの針を交換して貰います。

 

出来上がったのがこちら↓

f:id:hoso-11-bishamonten:20201109211445j:image

ノーマルとは色も形も違いますが、良いですね!

と言うより、針なんて手に入らないので贅沢は言えません。

気になる工賃が、

針の交換1箇所約7千円、✕3なので合計21000円也。 

ヤフオクで中古のメーターASSY買うより安いのです。

 

 

タイヤの交換

購入当初タイヤの溝は8山程度残っていました。

しかし、古くて劣化したのか、ひび割れが酷い。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201109211726j:image

溝の凹の部分のひび割れは危ない。

走行中にバーストします。

しかし、すでに修理代が掛かりすぎです。

少しでも安く済ませたい。

ネットで台湾製のタイヤを購入し、バイク屋さんへホイールの前後を持ち込み、交換してもらう事にしました。 

さっそく、ホイールを外します。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201109211755j:image

フロントタイヤはブレーキキャリパーさえ外せれば、簡単に外れます。

問題はリア側。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201109211812j:image

駆動がチェーンではなく、ドライブシャフトでドラムブレーキです。

このタイプを外すのは初体験でしたが、意外とすんなり外れます。

重いので、リアタイヤの下に段ボールなど敷いて滑らせながらやると良いでしょう。

 

こちらが、ホイールを支えている、シャフトやカラーです。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201109211922j:image

このようなシャフトを見ると、仕事でNC旋盤の機器加工をやっていた頃を思い出します。

ワークが長ければ長いほど、真ん中辺りがビビってしまい、外径の寸法が出ないのです。

しかし、今はそんな事はどうでも良いのです。

シャフト達を軽くペーパー掛けし、グリスを塗り直す。

ところで、250kg近くある大型バイクに、こんな細いシャフトで大丈夫なのか?

 

特別な治具や工具が無い場合はセンタースタンドが必須です。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201110165548j:plain

お洒落や、軽量化でセンタースタンドを外してある車両が多いですが、メンテナンスの時、大変です。

フロント側に車用のジャッキと木を咬まし、この状態でタイヤ交換終わるまで1週間ほど放置でした。

タイヤ交換の工賃が、

交換料、バランス取り、ホイールベアリング交換、廃タイヤ処分代など、

約12000円

タイヤ二本の金額が、約15000円

合計、27000円

 

 

中古のガソリンタンクを購入

やはり、タンクの塗装がどうしても気に入らない。

ガソリンコックからガソリンが漏れる。

ヤフオクで中古のタンクとコックを購入しました。

傷がありますが、元々付いていた物より全然マシです。 

内部の錆が酷いので錆取りをします。

工程は以下の通り↓

www.masu-hoi.com

 

こちらがガソリンコック。 

f:id:hoso-11-bishamonten:20201109212210j:image

ガソリン漏れはコックのパッキンを変えようと思いましたが、

何故か、コックレバーの奥がボルトではなくリベットでバラせません。

正確に言うと、バラす事は出来ますが、外すと穴を開け直し、ネジ穴に加工しなければなりません。機械加工やっていた私にはお安い御用ですが、道具や機械がなければ、只野人。

中古で買った方がよっぽど安くすみました。

 

こちらはタンク内にある残量センサー。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201109212230j:image

黒くて丸い浮きが、ガソリンの量に合わせ浮いたり沈んだりして、 ガソリンメーターに連動します。

こちらのセンサーは、元々付いていた物を使用します。

 

中古のタンク、コック合わせて約14000円也 。

 

 

 オイル漏れ

古い自動車やバイクにオイルは付き物です。

ただ、それが何処から漏れているのか?特定するのが難しい。

もし、エンジンからのオイル漏れだったら、最悪降ろさないといけませんからね。

このバイクも停車しておくと、エンジン左下に何かが垂れた後があります。

最初はエンジンからだと思っていました。

しかし、乗っている内に、明らかに減っている物がありました。

「クラッチオイル(フルード)」です。

 

オートバイのクラッチレバーには、ワイヤー式クラッチと油圧式クラッチの2種類あります。

ハンドルの左側のレバー付近を見てみれば一目瞭然。

ワイヤー式がこちら↓

f:id:hoso-11-bishamonten:20201110172220j:plain

油圧式はこちら↓

f:id:hoso-11-bishamonten:20201110172141j:plain

油圧式は油圧ブレーキと同じようなボックスが付いていて、その中にオイルが入っています。

ブレーキキャリパーと同じ様な仕組みで、油の力でピストンを押します。

このオイルはブレーキと同じ物で、通常は減る事がありません。

しかし1か月もしない内に、ボックス内のオイルが無くなる。

オイル漏れの原因これだね。

 

さっそくエンジン側をバラします。

こちらはクラッチレリーズシリンダーと言う物です↓

f:id:hoso-11-bishamonten:20201109215706j:image

画像は別の車両の物ですが、 ブレーキキャリパーとほぼ同じ構造。

ピストンが外れるので、取り敢えず掃除してみて、組み直しました。 

ヘドロが沢山。ついでにオイル(フルード)も抜いて、新品に買えました。

ブレーキフルードは塗装が剥がれるので慎重に。

最後にブレーキと同じ様に、エアー抜きして完了。

あれから1か月経ちます。掃除だけでしたが漏れ止まりました。

この作業は全て自分なのでブレーキフルード代のみです。

 

 

まとめ

さて、ここでようやく一段落でしたが・・・

フロントフォークからオイル漏れが(泣)

少し前に、シールやメタルを交換してもらいましたがダメでした。

インナーチューブを交換しないとだめか?しかし新品は高すぎて買えません。

中古の良品が出るまで、気長に待ちます。

 

いまさらですが、興味のない人には「何のこっちゃ!?」の内容でしたね。

最後に、誰でも分かるビフォー・アフターをご覧ください。

 

まずはビフォー。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201109212023j:image

手元に来た時は、こんな状態です。

 

 

半年後に、この様になりました。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201109212132j:image

アフター。

f:id:hoso-11-bishamonten:20201110200642j:plain

写真だとメチャクチャ綺麗に見えますね。隣に偶然停まっている平成のバイクと並んでも退けをとりません。

しかし生でマジマジ見ると結構汚いです。 

旧車はヘッドライトが暗いのが難点ですが、LEDバルブに交換したら嘘みたいに明るくなりました。これはオススメです。

 

 

今回の修理費用は62000円

前回までの費用が255000円

その他エンジンオイルエレメント交換、細かい部品、工具や道具など、

覚えているだけで、約20000円

 

合計 337000円

大雑把な計算ですが、当初の予算は30万でしたので少しオーバーしました。

しかし、旧車を普通のバイク屋さんで買うより安いと思います。

 

何度かツーリングへ行きましたが、特に問題なく帰って来れました。

まだまだ気になる所はありますが、細かい事言うときりがないのでここで一旦完了とします。 

お付き合いありがとうございました。

注目の小型バイク 2020

バイク歴22年のまっさんです。

平成の終わりから令和にかけて、二輪の免許取得者が少しずつ増えているそうです。

(原付を除く)

日本には二輪の世界的なメーカーが4社もあります。

バイク王国と言っても過言ではありません。

そんな世界でも稀に見るバイク王国ならば、もう少し日本中でバイクが走っていても良いのではないでしょうか?

f:id:hoso-11-bishamonten:20200527201420j:plain

現在、国内で人気のあるバイクは、車検のいらない250cc以下だと思います。

その中で、気になるバイクをいくつかご紹介していきます。 

コロナ禍で通勤にバイクを検討している方は参考にしてみてください。

 

 

 

HONDA カブ

カブはおそらく、世界で1番売れたバイクではないでしょうか。

バイクに興味ない人も絶対に見たことあります。

現在も新聞屋さん、郵便局などで大活躍しているあのバイクです。

このカブも時代に合わせて進化していて、スーパーカブ、リトルカブ、ハンターカブなど、若者向けのカブもあります。

中でも気になるのが「クロスカブ」

f:id:hoso-11-bishamonten:20200913212005j:image
販売されているのは50ccと110cc。

配達などで使われているカブに比べると、かなりお洒落ですよね。

50ccだと物足りないですが、通勤や街乗りならば110ccあれば充分です。

さらに50cc以上ならば二人乗りOKで、最高速度も車と同じ60キロで走れます。

カブは故障が少なく頑丈で女性にもオススメです。

原付2種は普通免許保持者ならば最短3日で取得可能なのでお手軽です。

ほぉしいぃぃ!

 

 

 

HONDA レブル

私はYAMAHA党です。

しかし、2つ続けてまさかのHONDA車!

お次は「レブルと言うアメリカンタイプのバイクになります。

2017年に華麗なモデルチェンジを致しました。

まずは「旧レブル」をご覧下さい。

f:id:hoso-11-bishamonten:20200913211951j:image

これと言って特徴のないアメリカンって感じです。

 

 

そのバイクがこの様になりました⇩

f:id:hoso-11-bishamonten:20200913190811j:image

画像は250ccで2020年モデルで、ヘッドライトがLED化。

兄弟車で500ccもあります。

最近250ccを良く見かけますが、大柄で250ccには見えません。

大型と並んでも、迫力負けしません。

見事に現代にあったモデルチェンジを成し遂げたと思います。  

 

 

 

kawasaki ZX250R

最後はカワサキのバイク、日本では2020年9月10日に発売されたZX250R Ninjaです。

これの何が凄いのか?

現在の250cc以下のバイクは単気筒と2気筒が主流です。

それが数十年ぶりに250ccで4気筒のバイクが発売されたのです。

 

4気筒が分からない人はこちらを読んで⇩ 

www.masu-hoi.com

250ccで4気筒は、超高回転型の超高性能バイクです。

スピードを求めていた昭和の80年代ならまだしも、今は道路交通法も厳しい令和。

この時代に、こんな凄いバイクをぶっ込んでくるところもkawasakiらしいと言えるでしょうか。

見た目もカッコいいですが、新車で90万近くします。もはや安い大型車買えます。

f:id:hoso-11-bishamonten:20200913190818j:plain

このバイク、ノーマルで180km/h以上出るそうです。

私も88年式、4気筒のCBR250Rを持っていましたが、この時代のバイクで、すでに充分速いバイクでした。

これを現代の技術で開発した訳ですから、速いに決まっています。

 

 

 

最後に

YAMAHA党と言っておきながら結局、YAMAHA車は出てきませんでしたが、いかがでしょう?

この中で現実的に通勤で使用出来そうなのは、やはりカブですかね。

いずれにせよ、人気車種なので盗難対策は万全に。

 

250ccの4気筒を調べてみましたが、1996年発売のHONDAホーネット、1991年発売のkawasakiバリオスが2007年まで生産されていました。

つまり、13年ぶりの250マルチなんですね。

 

バイクは車と違って不思議な現象が起きていて、国産の古い車両が信じられないほど値上がりしています。

資産として所有しておくのも良いかもしれません。

 

 

1981年製バイクのガソリンタンクをサビ取りする。

どうも、まっさんです。

交替勤務の仕事から日勤の仕事に転職をし、その直後にコロナウイルスが流行りました。

その結果、自分の時間が沢山できました。

何かしていないと、ハイボールばかり飲んでしまいます。

これいかん!

そこでバイクイジリに熱中する事にしました。

www.masu-hoi.com

外装の塗装以外は一段落しました。

 

 

今回は20年乗り続けている、RZ250のメンテナンスを行います。 

f:id:hoso-11-bishamonten:20191107212328j:plain

(静岡県富士宮市)

 

タンク内のサビ取り

RZ250は1981年に発売されたバイクです。

かれこれ40年前になるのですね。

わたしは20年同じバイクに乗っていますが、一度もタンク内をじっくり見た事がありません。

気が付いたらこんな感じでした⇩

f:id:hoso-11-bishamonten:20200802164535j:plain

サビ、サビ、サビ!

底の方もサビ!40年分の垢とサビ!

サビがキャブ、シリンダーに流れたら最悪です。

RZもいまや高級車で、買い直す事など二度とできないでしょう。

一念発起し、清掃する事にしました。

 

タンクを外す

ネイキッドタイプのタンクは簡単に外れます。

シート下のボルトを一本外す。 

f:id:hoso-11-bishamonten:20200730210501j:plain

 

ガソリンコックのホースを二本外す。
f:id:hoso-11-bishamonten:20200730210935j:image

初期型RZはこれだけです。 

ノーマルのガソリンコックはすぐに硬くなり、指で動かせなくなります。

何回か、交換した結果、現在の社外コックで落ち着きました。

この他、燃料計が付いている場合は配線も外します。

f:id:hoso-11-bishamonten:20200731231150j:plain

ガソリンタンクがないだけで、何てみすぼらしい姿でしょう、、

 

 

サビ取りクリーナーを入れる

まずはガソリンコックやキャップを外して、家庭用食器洗剤でタンク内を洗います。

洗うと言っても、ゆすぐぐらいですけどね。

 

ガソリンタンクのサビ取りと言えば、「花咲かG」が有名です。

しかし、意外と高価なため、他にも探してみました。

なんと、約半値の商品が見つかりました。 

f:id:hoso-11-bishamonten:20200802163539j:plain

 

1Lをぬるま湯で10〜20倍に薄めます。

これをタンクに注ぎ込み、満タンにします。 

薄めた洗浄液は1Lほど残しておきましょう。 

f:id:hoso-11-bishamonten:20200802163526j:plain

この状態で6〜24時間放置です。

24時間以上は漬けてはいけないようです。

時間がないので、9時間で終了しました。

f:id:hoso-11-bishamonten:20200802163514j:plain

少し早かったか!?

サビが少し残ってる。

 

 

クリーナー前と比べて見るとこんな感じです。

f:id:hoso-11-bishamonten:20200802164535j:plain
f:id:hoso-11-bishamonten:20200802163514j:plain

サビ、かなり取れてますね。

一度水道水で洗い流し、先程少しだけ残したクリーナーを入れて、まんべんなく行き渡らせます。 これが重要で、サビ防止のコーティングとなるのです。

後は自然乾燥させ、終了します。

 

このクリーナーは再利用できるそうです。

サビが気になればもう一度、やれば良いです。

しかし、20Lも保管する場所も容器もありません。
f:id:hoso-11-bishamonten:20200802210727j:image
5Lほど残して捨ててしまいました。

ハイボールにして飲んでしまいそうだ。

 

 

最後に

今回、ガソリンタンクの清掃をやってみて分かったのが、タンク内の水分を出すのが、大変でした。

傾けてもひっくり返しても中身が全て出てきません。

灯油用に使用していた電動ポンプで大方吸い取って、その後ウエスなどを突っ込み、残りの水分を吸わせました。

 

タンクサビ取り、どうせやるならば時間に余裕のある時に、じっくりやるのが良さそうです。

中途半端なサビが残ると、そこからまた錆びていきます。

 

「花咲かG」より、安価な物で試しましたが、しっかりとサビが取れました。

この値段でサビ取りとコーティングができるなら安いと思います。 

 

穴が空いてからでは手遅れです。

愛車が気になる方はぜひ試してみてください。

ヤフオクでCBX750ホライゾンを購入!3

タイトルのとおり、ヤフオクでCBX750を購入しました

整備、修理、車検と人任せ(バイク屋さん)

www.masu-hoi.com

www.masu-hoi.com

そろそろ自分でも手を汚さなければなりません

 

 



タンクを塗り直してみる

写真を取り忘れましたが、タンクの塗装が一部、剥げていました

これを補修していきます

 

まずはグラインダー(サンダー)で塗装を剥がします

f:id:hoso-11-bishamonten:20200712204313j:image

 

ある程度、剥がれたらペーパーでデコボコを無くしていきます
f:id:hoso-11-bishamonten:20200712204328j:image

プラサフを吹いて、缶スプレーでブラックを塗ります

で、出来たのがこちら⇩

f:id:hoso-11-bishamonten:20200709223549j:plain

画像だと、綺麗に見えますが、生で見ると塗装面デコボコしています

素人丸出し、さすが「Mr横着者」

 

 

何かを引きずっている

退院直後から、フロント側が何かを引きずっている

明らかにおかしい

観察すると原因が見えてきます

下の画像、矢印のケーブルですが、中にワイヤーが入っています

f:id:hoso-11-bishamonten:20200712211841j:plain

これが「フロントタイヤ〜スピードメーター」へ繋がっているケーブルになります

ワイヤーが回転してスピードメーターが動く仕組みです

 

どうやらこれが怪しい

実はスピードメーターが動かないのです

 

ブレーキキャリパーを外します

f:id:hoso-11-bishamonten:20200712211903j:plain

明らかに変な所にケーブルが通っていますね

 

さらに部品を外していくと、ブレーキローターとフロントフォークにケーブルが挟まっていました

f:id:hoso-11-bishamonten:20200712211909j:plain

これが原因で中のワイヤーが回らず、スピードメーターが動かないのです

すぐにバイク屋さんに連絡します

「スピードメーターのケーブル、取り回しが違いません?」「挟まってますよ!?」

「え〜?ほんとに〜?そこは特に注意してやったんだけけどね!」

注意してこれかいっ!

仕方がないです、バイク屋さんも得意不得意があります

今回、お願いした所はエンジンに関してはピカイチ!

しかし、それ以外は不安が残ります

 

またまた持ち込みするのも面倒、自分でやった方が早い

 

 

メーターケーブルとメーターギアを交換

サクサクっと、ビキニカウル、メーターを外します

f:id:hoso-11-bishamonten:20200712212028j:plain

挟まっているメーターケーブルはタイヤを外さなければ外れません

ここからタイヤを外す作業をしていきます

 

バイクにはスタンドが2種類あります

サイドスタンドとセンタースタンドです

整備をする際、センタースタンドがあるとないとでは全然勝手が違います

センタースタンドがある方が圧倒的に整備しやすい

しかし、軽量化目的やマフラーを交換した際、干渉したりするので外している場合が多いです

このバイクはセンタースタンドを付けてもらったので、後はフロント側を車のジャッキを使って上げます

f:id:hoso-11-bishamonten:20200712211922j:plain

 

フロントを浮かしてタイヤを外しました

f:id:hoso-11-bishamonten:20200712211938j:plain

 

ようやく挟まっていたケーブルの救出に成功しました

f:id:hoso-11-bishamonten:20200712211951j:plain

このワイヤーはもう使えません

さらにギア側も部品が破損していて使えません

交換です 

ただ、バイクがマイナーすぎて部品を探しても中々見つかりません

ギアは、たまたまヤフオクで見つかりました

しかしケーブルの長さが1000CM以上ありSTDが手に入らない状況です

独自で調べた結果、マグナ250用の延長ケーブルが流用できそう

 

そして数日後、部品が届きました

f:id:hoso-11-bishamonten:20200712212007j:plain

取り外した部品は、画像の丸の部分が折れてました

今度は取り回しを気を付け、ケーブルをフロントフォークの下に通しました

こうして元に戻します

f:id:hoso-11-bishamonten:20200709223636j:plain

実際、走行しましたが、スピードメーターバッチリ動きました

やはり、マイナー車は乗っている人も少ない為、情報も少ない

インターネットで知りたい情報は、ほとんど手に入る時代でも、手に入りませんでした

これはバイク屋さんも同じで、普通のバイク屋さんは修理を嫌がります

日頃の触れ合いが大事です

逆にミスされても強く言えなくなりますけどね

 

あとは折れたメーター針の交換のみ

f:id:hoso-11-bishamonten:20200628215842j:plain

しかし、針は先月に発注しましたが、まだ届きません

海外からだそうで…

無事に届くと良いですが…

 

衝突されそうになった。

 こんにちは、まっさんです

わたしは運送業で外回りしています

その中で感じるのは、思っている以上に「鳥」が多い

工場で働いている頃は、「鳥」なんて気にした事がなかったです

どうせいるのはカラスとスズメくらいだろうと思っていました

ところが、現実は違いました

シラサギ、ツバメ、モズク、カワウなど、凄い種類の鳥を見かけます

ツバメは今が繁殖時期なのか、そこら中の軒裏に巣があります

 

しかし、そんな事はどうでもいいのです

「鳥」ほどは見かけませんが、同じく良く見かけるのが「事故」

先日も東名高速道路でワゴン車が横転していました

そして、わたしもバイク運転中に、危機一髪な瞬間があったのです

f:id:hoso-11-bishamonten:20200702223643j:image

 

 

その時は突然やってきた

f:id:hoso-11-bishamonten:20200702223737j:image

画はイメージですが、こんな感じの幹線道路を直進していました

スピードは3〜40Km程度

左側の垣根の向こうには駐車場がありました

そこから下品なマイバッハが出てきて右折して行きます
f:id:hoso-11-bishamonten:20200702223754j:image

(画はイメージ)

一瞬、目がマイバッハへ行きました

そのままわたしは駐車場を横切ります

しかし次の瞬間、同じ駐車場から下品な300Cが、右方を確認せず出てきました!
f:id:hoso-11-bishamonten:20200702223806j:image

(画はイメージ)

「これはダメだっ!」

「万事休す!」

「バイク車検取ったばかりだよ!」

「なんて日だ!!」

「このチンピラめ!!」

「わたしは今」「南の一つ星を」「見上げて」「誓った」「どんな時も」「微笑みを絶やさずに」「歩いて行こうと」 

様々な事が脳裏によぎります

この様に、事故の瞬間ってスローモーションになりませんか?

これを「タキサイキア現象」と言うそうです

脳が誤作動を起こすのだとか

普通ならこのまま横から衝突されたでしょう

しかしわたしは、普段から敵の攻撃に備えて修業をしています

とっさに車体を傾け回避しました

マフラーが車のバンパーをこすった気がした

 

『コノヤロウ!!』

 

そう思い、怒りをバイクに表現させようと、スロットルを回し、空ぶかしした

 

「ブーーンッ」

 

ノーマルマフラーから静かな排気音が流れた

 

その直後、300Cの下品な運転手が顔を覗かせ、

「ゴメンね〜(人∀・)」と言ってきた

私の命を狙ってきた刺客ではなさそうだ

本当にただの不注意だ

バイクのマフラーを確認したが、こすった跡はなかった

事故にならなくて良かった〜

 

 

自動車やバイクは加害者にも被害者にもなる

普段、何気なく運転していますが、車は鉄の塊です

運転を誤れば、人を殺めてしまいます

一瞬でも目線をそらすと、次の瞬間、状況が一変している事もあります

自分も何度か事故を起こした事があるので人の事を言えませんが、携帯電話の使用が厳しくなった今でも、「ながら運転」している人を沢山見ます

トラックからよく見えますよ!

 

とにかく、下品な車に注意するのと「安全運転を心掛げて下さい」と言うお話でした

ヤフオクでCBX750ホライゾンを購入!2

こんにちは、まっさんです

外出自粛の中でお酒の量だけが虚しく増えていきます

「このままではいかん!」

何かしないと酒ばかり飲んでしまう

そこで前職の時に積み立てしたヘソクリでバイクを購入しました

【前回の記事⇩】

www.masu-hoi.com

f:id:hoso-11-bishamonten:20200606225925j:plain

購入したのはCBX750ホライゾン、1984年に発売されました

1981年に発売された「CBX400F」が爆発的なヒットをしたため、これを追

撃する形で「CBX650」⇒「CBX750F」⇒「CBX750ホライゾン

⇒「CBX750ボルトール」と発売

このホライゾンは長距離ツーリング向けの車両となっていて仕様が異なります

  • 動力伝達機構をチェーン→シャフトドライブへ変更
  • 外観的には角型燃料タンク・角型ヘッドライト・ビキニカウルを装着
  • ホイールサイズ前輪18インチ/後輪16インチキャストホイールへ変更
  • 後輪ブレーキを油圧式シングルディスクブレーキから機械式ドラムブレーキへ変更

 

車検取得

まず、車検を通してナンバーを取得しないと移動ができません

ノーマルマフラーが付属でしたが、何故かCBX750F用のマフラーが付いていました

いざ、ノーマルに交換してみると、上手く装着できない

エンジン側のスタッドボルトが「ハの字」になっていました

これは、取り付ける際、強く締めすぎると起きる現象だそうです

外側2気筒分は何とか戻せましたが、内側2気筒がどうしても上手く直りません

あっさり諦めて旧車が得意なバイク屋さんへ丸投げしました

2日後連絡がくる

丸投げでお願いしたバイク屋さんから連絡がきました

「ノーマルマフラーは付いたけど、ヘッドライトのバルブが点かん」

なんと!点灯を自分が確認したのはスモールだったようです

家のガレージでは気付きませんでした

と、ですがさすがプロ、無事に車検取得して頂きました!

 

ノーマルマフラーが装着

f:id:hoso-11-bishamonten:20200628220749j:plain

 

メーターも

f:id:hoso-11-bishamonten:20200607090355j:plain

(before)

レンズ交換してくれました 

f:id:hoso-11-bishamonten:20200628215842j:plain

(after)

スケスケすぎて恥ずかしい

しかしスピードメーターとタコメーターの針が折れています(泣)

こちらは別のお店に修理を依頼します

 

何より、ナンバーが付いて良かった

この次はフロントフォークのオイル漏れ修理のため入院です

 

 

ついに退院

ついでなのでフロントフォーク以外も整備をお願いしました

キャブレターのO/H、クラッチ盤の交換、センタースタンド装着

ホライゾンは玉数が少なく、乗っている人も少ないため、とにかく情報が少ない

このため、部品を手に入れるのが大変だったそうです

フロントフォークはインナーチューブ外径が同じバイクから流用

キャブレターの部品はRC42から一部流用

この様な努力があってついに退院の日を迎える事が出来ました

(バイク屋さんの努力)

 

 

試乗してみる

最初にも書きましたがホライゾンはドライブシャフトです

一般的にバイクの駆動はチェーンですが、メンテナンスフリーを謳ってドライブシャフトのバイクもいくつかあります

チェーンよりも動力が伝わっている「感」はします

しかし、伝えにくいのですが若干のクセがあり、最初は違和感があります 

 

夜の国道1号の走行動画⇩


CBX750ホライゾン2 実走行しました。

このバイク、とにかく乗りやすい

そのせいか、白バイや教習車に使われていたそうです

ツーリング仕様なのに(笑)

 

翌日、トラブル発生

次の日も軽く走らせようと股がりエンジンをかけましたが、、

「なんか、臭いぞ?」

ジョボジョボ〜

「ガソリン漏れてる!!」

 

最悪です

 

一度冷静になって、漏れている場所を探してみたところ、

見つけました!

ガソリンホースが外れかけていました

軽傷で良かった〜

 

 

 

費用

これまでに掛かった車検代行費、修理代、整備代、 合計で、

13万5000円

 

放置車両に乗れる用になるまでトータルすると、

車両代       10万円

輸送費           2万円

車検、名義変更代行 約4万円

修理、整備    8万5千円

その他、雑費     1万円

合計  25万5千円でした

ここから、メーターの修理代、1〜2万円

 

これから乗りだすと、さらなる不具合が予想されます

 

自分で修理ができれば、もう少し費用を抑えれるでしょう

しかし、今回のバイクは旧車の上にマイナー車すぎて情報が全くないです

部品をさがすにも個人では限界がありました

それでも列記とした「CBX」です

少しずつ良い状態にしていこうと思います

 

 

www.masu-hoi.com